上限金利は40.004%から29.2%まで引き下げられました。

消費者金融の変化と総量規制について解説-その背景にあった事

上限金利の変化

 

金利について考えるサラリーマン達

 

消費者金融の上限金利は1999年までは40.004%でした。しかし、2000年に出資法が改正され、29.2%まで引き下げられました。
しかしこれは「出資法」でのこと。その他に「利息制限法」という法律があり、10万円未満であれば20%、10万円~100万円未満は18%、100万円以上は15%と定められていました。

 

ここで、利息制限法と出資法の間に上限利息の差が生まれます。この差を「グレーゾーン金利」と呼びました。
多くの消費者金融は、利息を多く取る為に「出資法」にのっとった金利をつけていました。このことを「みなし弁済」と呼びました。
要するに、債務者と債権者が同意していれば高い金利をとってもよい、という事にしたのです。

 

ところが、債務者からこの「グレーゾーン金利」の「みなし弁済」は無効である、という訴えが数々起こるようになります。
そして2006年には最高裁で「グレーゾーン金利やみなし弁済は無効であり、利息制限法にのっとった金利にする」という判決が下ります。
その判決を受け、2007年に貸金業法が改正され、出資法と利息制限法の上限金利が同じになりました。

 

その後、起こったのが「過払い金請求」です。それまで「グレーゾーン金利」を「みなし弁済」で返済していた人たちが、払いすぎた金利の返済を求めるようになったのです。

 

総量規制

総量規制は2010年に施行された貸金業法です。内容は、個人の借入総額を年収の1/3に制限するという仕組みです。
クレジットカードのショッピングは対象外ですが、キャッシングなどは対象になります。
また、50万円以上の借り入れには年収を証明することの出来る書類を提出しなければならなくなりました。

 

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